玄関庇補修・ポーチ柱交換工事
- 投稿日:2018年 4月16日
- テーマ:現場通信
腐食したポーチ柱受けの影響により玄関庇が傾いてしまい、 玄関庇の補修と共にポーチ柱の交換工事を行いました。 施工前の状態から、工事の様子を紹介します。 交換、補修前の状態です。 玄関庇は極端に右下がりになっていました。 すっかり錆びてしまった柱受け。 新しい柱受けはサビに強い オールステンレス製を用意しました。 玄関庇内部は ほぼ中空である事を事前に確認していましたので、 今回の工事には庇を水平に戻すために、 破損防止の治具を作成し工事に入りました。 右から2番めの緩衝材にくるまれた材料が磨き丸太です。 それ以外の木材は、 庇を破損なく水平にする為の治具の材料になります。 作成した保護材をセットし、 庇を水平に戻す作業(ジャッキアップ)直前の状態。 無事ジャッキアップが終わり、 既存ポーチ柱を撤去しました。 柱受けはかなり錆がまわっていました。 綺麗に撤去された柱の上部跡です。 所定の寸法に切り出された磨き丸太。 サイズは、上部130Φ~下部150Φ。 既存のポーチ柱は柱材に モルタル・タイル吹で仕上げてありましたが、 交換後は磨き丸太を現しで使用しました。 代替え柱を油圧ジャッキにて仮設置し、磨き丸太に交換。 緊張の瞬間です。 無事交換された新たなポーチ柱。 現しの磨き丸太が凛々しいです。 ステンレス製の柱受けも似合ってます。 完成です。 ポーチ柱は現しの磨き丸太にしました。 ※軒樋が右下がりに見えるのは排水傾斜のためです。 |