- HOME
- 防災瓦工事について
防災瓦工事について
瓦は進化している
粘土瓦は自然素材の粘土を原料にした瓦のことで、約1130℃の高温で焼成して製品になります。
古くからある屋根材で、防水性・意匠性・耐久性が備わっています。最近では、太陽光を反射する遮熱性能や、災害に強い防災瓦が開発されました。
施工法なども改善されたことで、安全・安心でメンテナンスフリーな屋根材として進化し続けています。
「重い屋根=耐震性が低い」という誤解
「瓦屋根の家は屋根が重いので地震に弱い」というイメージはありませんか?
しかし、それは大きな誤解です。
家屋倒壊の理由は「旧耐震基準」にアリ
「住宅がなぜ倒壊したのか」その原因は、「重い屋根ではなく、家の強度」にありました。
要因は、軟弱な地盤・建物の強度不足・建物の形状、バランスです。
昭和56年に耐震基準が見直されましたが、それ以前の「旧耐震基準」で設計・建設された住宅は、強度が足りず地震による被害を受けやすい建物がほとんでした。
しかしながら、一般の方々にはその真相まで伝わらず、また古い住宅には瓦屋根が多く使われていたことから「重い瓦は地震に弱い」という誤ったイメージが定着してしまいました。
地震被害の真相は、瓦が重いから被害が発生しているのではなく、耐震性の低さにありました。
新耐震基準(昭和56年以降)で建設された木造住宅は、屋根の重さを考慮した設計をするため、屋根の重さによって耐震性が左右されることはありません。
上写真は昭和50年(1975年)に建てられた物件で耐震補強ありと補強なしを実物件で比較した耐震実験です。
耐震補強を行うことで昭和56年以前に建てられた物件も新耐震基準レベルまで耐震強度を上げられることが実証されました。
また、瓦屋根の安全性も実証されました。
防災瓦なら地震も台風も怖くない
瓦は進化しています。
瓦同士をがっちりかみ合わせる「防災瓦」なら安心です。
熊本地震の調査結果によると、以前の瓦屋根にはたくさんのズレ・脱落が見つかりましたが、「防災瓦」の屋根にはほとんど被害が見当たりませんでした。
鶴弥の防災瓦「スーパートライ110」の特徴
みすずがお勧めする鶴弥の粘土瓦「スーパートライ110」は、耐風・耐震性・耐久性・快適性を実現した安心の防災瓦です。
「スーパーロック工法でズレ・飛散防止」
下の瓦のハイパーアームが上の瓦のアンダーロックをがっちりと押さえ込む「スーパーロック工法」
台風時などの強風や震度7クラスの地震に威力を発揮します。
「ガイドライン工法で崩壊防止」
屋根の棟部分を専用の金具などでしっかりと固定し、瓦のズレや脱落を防ぐ「ガイドライン工法」
震度7クラスの揺れに耐えられるよう科学的実験により実証された全日本瓦工事業連盟の推奨する耐震・耐風工法です。
「サビない・色落ちしない粘土瓦」
鶴弥の防災瓦はゆう楽を施し、高温で焼き上げた粘土瓦です。
表面がガラス質の被膜で覆われた陶器質の屋根材で、タイルやレンガと同様の焼き物ですから、変色や変質を起こしにくく、耐久性に優れています。
長期にわたり美しさを保ちます。
「高い断熱性」
防災瓦の素材そのものが、熱さを伝えにくく、さらに瓦と屋根面の間に空気層があります。
そのため通気性もよくなり、室内は夏涼しく、冬暖かいのです。
「高い遮音性」
遮音性にも優れており、鶴弥の行った実験では、特に金属系の瓦と防災瓦を比べた場合に歴然でした。
屋根を打つ激しい雨音も全く気になりません。
あなたの屋根は大丈夫?
このような屋根の状態は、リフォームのサインです
セメント瓦の色落ち
古くなったセメント瓦
古いしっくいの剥がれ
棟瓦の不具合
瓦のズレ
工事の流れ
既存瓦めくり
古い瓦を屋根から降ろします
土を撤去(土がある場合)
全ての土を降ろします。一般的な大きさの屋根で4トン程度あります
野地板取付け
野地板を増し張りして下地の補強を行います
ルーフィング取付け
破けにくく、釘穴シール性に優れているゴムアスルーフィングで雨漏りを防ぎます
瓦桟木取付け
瓦桟木は瓦を引っ掛け、ズレ落ちないようにするための下地材です
瓦葺き
地震・耐風に強い「防災瓦」を使用します
施工事例
市原市 T様邸
市原市 O様邸
市原市 O様邸
対応エリア
対応エリア:市原市・千葉市一部(浜野駅周辺)・袖ケ浦市一部
対応エリア:
市原市
千葉市一部(浜野駅周辺)
袖ケ浦市一部
詳しくはこちら
提供する工事やサービスの品質を守るために
株式会社みすずでは、
対応エリアを定めております。
対応エリアをご確認のうえ、お問い合わせくださいますようお願いいたします。