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失敗しない外壁塗装の色選び
外壁塗装や屋根工事を行う際に重要なポイントとなるのが色選びです
いざ色を選ぼうと思うと
「私の家には何色が似合うだろう?」
「イメージを変えたいけど〇〇色って似合うかしら?」
「明るい色にしたいけど、近所から浮かないかしら?」
など、悩みが多くあることに気付きます。
色選びで悩まれる前に正しい知識を得て満足いく工事を実現しましょう。
色の属性とは
色の3属性とは、色相・明度・彩度の3つを指します。
この3つの属性を知ることで、依頼先や塗装職人と正しい色打合せが出来るようになります。
色相
色相とは色味を指します。
赤・黄・緑・青・紫などとイメージを表現するのにもっとも適した属性となります。
こちらは色相環といいます
代表的な色に中間色を加えた20の色相を表しています。
色相の反対側にある色を補色といい、お互いを引き立てると言われています
明度
明度とは色の明るさのことです
こちらの画像は同じ色相ですが、明度が高くなると白色に近づき、明度が低くなると黒色に近づきます。
彩度
彩度とは色の鮮やかさを表します
彩度が高い色を原色や純色と呼びます。
彩度を下げていくと鮮やかさが減り、くすんだ色に変化していき、最後には無彩色(灰色)となります。
住宅塗装では"彩度の高い"家が代表的な失敗パターンとなるため注意が必要です。
色選びの注意点
街並みとの調和を優先しましょう
色選びをする前に外に出てご自身の住む街並みを観察してみましょう。
街並みの景観を損なう鮮やかすぎる色は選ばず調和を優先してください
色の候補は近隣の建物から
住宅街や住宅展示場などで、さまざまな建物の外壁や屋根を見てみましょう。
サッシ・ドアとのコーディネイトや
外壁色と屋根色の組み合わせなどご自身の色選びの参考になります。
そこから"好みの色相"を見つけ出すのが最初のステップです
面積効果に気をつけよう
カタログの小さな色見本で色を選ぶ場合、注意しなければいけないのが面積効果です
面積効果の見え方には「3つの特徴」があります
1.【色相】・・・色合いが強調されて見える/赤・青・黄などの色味が強く感じる
2.【明度】・・・想像していたよりも薄く(淡く)見える
3.【彩度】・・・色が鮮やかに見える/想像していたよりも派手に見える
※彩度は特に注意
小さな見本から選ぶと派手になりやすいです。
インターネットなどの情報では、面積効果について
「薄く見えるから少し濃い色を選びましょう」
という記述を見かけますが、
選ぶ色によって見え方・感じ方は変わりますのでお気をつけください。
日塗工カラーよりも基本色がオススメ
日本塗料工業会の標準色は600色以上になります。
たくさんの選択肢を与えてくれる代わりに、一般住宅にふさわしくない色もあり、失敗する可能性も増えてしまいます。
塗料メーカーの塗料ごとの基本色は、ユーザーのニーズに反映したカラーを中心にラインナップされています。
その中から選ぶことで失敗のリスクが減るためオススメです。
塗装できない部位とのマッチング
建物には、色を変えられない部位が存在します。
窓枠や玄関などのアルミ製品。
アルミ製品は白・黒・ブロンズなどのどれかに統一されている事が多く、その色との相性を考えて色選びをしましょう。
外壁は2色までが基本
建物の形状にあわせて、アクセントカラーを入れたデザインが人気です
「色を増やした方がオシャレ」と考えすぎて3色仕上げを検討される方がいますが、ゴチャっとした印象の仕上りとなり、オススメ出来ません。
2色までとしましょう
ツヤで仕上り感が変わります
【ツヤがある仕上り】
【ツヤをおさえた仕上り】
塗料には「ツヤ消し」「ツヤ有り」があり、多くの塗料ではツヤを調整できます。
塗装前の外壁が、リシンやスタッコと呼ばれる外壁は、新築時はツヤ消しです。
ツヤ有りで仕上げると印象が変わりますので塗り板サンプルなどでツヤ感も確認しましょう。
汚れが目立たないカラー
汚れが目立ちにくい外壁塗装の色
外壁塗装の色で汚れが目立ちにくい色は、グレーとベージュ系です。
外壁に付着する砂埃やカビ・藻などの色合いは中間色が多いので、同じ中間色の色合いは、汚れと同化して目立ちにくくなります。
色選びの過程で「汚れが目立ちにくい色がいい」と、濃い色を選ぼうとされる方がいらっしゃいます。
一見、濃い色は目立たないように思えますが、汚れは中間色のため意外と目立ってしまいます。
黒い車は汚れが目立ちやすいのと同じです。
みすずの色選び
ここからは、みすずの失敗しない色選びのプロセスとなります
みすず基本カラーからお好みを選ぶ
みすずベストカラーとは累計2000棟以上のお客様が実際に選んだ人気カラーを選抜したものです
みすずベストカラーから、好みの色を探していただきます
大型モニターによるカラーシミュレーション
ベストカラーで見つけた好みの色を
自分の家に塗ったらどのような印象になるのかを確認します。
あなたの家にあった色を見つけてください。
【実例1】
【実例2】
みすずでカラーシミュレーションをするメリット
・大型モニターで確認ができ、イメージをつかみやすい
・各塗料メーカーの基本色に対応(日本ペイント・SK化研・アステック・ガイナ・ガイソーなど)
・実物サンプルで質感も確認できます
(塗り板サンプル300枚)
・タイル、サイディング、玄関ドア等も対応OK>
塗り板サンプルで最終確認
カラーシミュレーションで選ばれたカラーのサンプルを作成します
シミュレーションでは、表現できないツヤ感や日当たり・日陰での見え方の違いなどを再確認していただきます。
カラーシミュレーションはあくまでもイメージ画像だということです
実際のカラーは、サンプルで確認することが重要です。
みすずの人気カラー BEST3
お客様の好みや建物とのマッチングなど色の選び方は様々ですが、
迷ったときは、人気のカラーから選ぶのも一つの方法です。
1位・・・ダントツ人気なのは、ベージュ系です。
ベージュは、白より少し黄色みや赤みが入っている色で、ブラウンより淡い色相です。
人によって、アイボリー・クリーム色など表現や呼び方が違います。
ベージュ系は、シンプルで街並みとの調和も合わせやすいです。
また、アクセントカラーとの相性も良く、飽きがこないため失敗の少ない色合いです。
そして、汚れにくい色でもあるため、人気といえます。
2位・・・ブラウン系です
ブラウンは、黄色や赤色に明度を暗くした色相です。
またベージュ系にグレーを足したグレージュと言われる色相もブラウン系になります。
落ち着いた上品な印象を与えますので失敗が少ない色合いです。
黄色みの入ったものより赤みを感じるブラウンが人気です。
濃いブラウンは、重たい印象とならないようベージュ系など淡い色と組み合わせることが多いです。
3位・・・グレー系です
グレー系は、洗練された印象で流行に左右されることはありません。
また汚れが目立ちにくいため、クールな印象を好まれる方に選ばれています。
外壁の1Fと2Fで色分けする場合、グレーの濃・淡の配色はバランスが良いため組み合わせしやすく人気です。
まとめ
外壁塗装の色決めは、正しい知識をもったうえで行えば、施工後はイメージ通りの仕上りとなり満足できます。
そこで大事になってくるのが、自分で好みの色やデザインを探すことです。
みすずでは、カラーシミュレーションを利用した外壁塗装工事で多くのお客様が仕上がりイメージに満足されています。
色選びに失敗しない外壁塗装工事をしたい方は、遠慮なくご連絡ください