コロニアルNEOを遮熱グラッサで葺き替え
- 投稿日:2018年 2月 9日
- テーマ:屋根工事
| 屋根のお手入れで今、 問題になっているのが 無石綿化粧ストレートの劣化です。 その中の商品の1つが『コロニアルNEO』。 『コロニアルNEO』とは、 スレート屋根メーカーの大手クボタが 平成13年より発売したノンアスベスト屋根材です。 名前にあるコロニアルは、現在でも使用されており、 化粧スレートのことをコロニアルと 呼ぶ職人さんもいるほどメジャーなものです。 大手であるクボタが世に出した屋根材を 多くの方が信頼して新築やリフォームで採用。 10年以上経過したのが現在です。 私どもの営業エリアである千葉市・市原市でも 『コロニアルNEO』の採用率は高く、 1回目のお手入れを検討されている建物で多く見かけるようになりました。 この屋根材の問題の本質。 それは塗装でメンテナンスが出来ないということです。 根本的な解決方法が葺き替えやカバー工事などといった、 塗装と比べて高額な工事が必要になってしまいます。 現在、市原市で施工をしているK様邸が その『コロニアルNEO』でした。 築年数自体は30年ですが、 10年前に耐震工事を行っており、 屋根の瓦を化粧スレートに変更していました。 遠目から見れば、 よく見る普通の化粧スレートに見えます。 しかし、接写をしてみると...... |
| 【コロニアルNEOの画像1】 |
| 谷と呼ばれる金属製の役物の両側に、 多くのひび割れが発生しているのがわかると思います。 大きいものだけでも7~8ヵ所。 屋根全体では、100ヵ所以上のひび割れが発生していました。 ここで、わかりやすいように他の現場の写真も紹介します。 【コロニアルNEOの画像2】 |
| 千葉市中央区の戸建て住宅です。 築11年で多くのひび割れが確認できると思います。 |
| 【コロニアルNEOの画像3】 |
| 千葉市若葉区の戸建て住宅。 このように横に入ったものは、 ひび割れが原因で剥落してしまいます。 では、K様邸の改修方法ですが、 最近流行りの金属屋根のカバーではなく、 同じ化粧スレートで葺き替えを提案しました。 ここで驚かれるお客様もいらっしゃいます。 化粧スレートが原因で困っているのに、 また化粧スレートにすることへ抵抗があると思いますが、 本来化粧スレートは20年から25年は本体に限って言えば ノーメンテナンスでも問題ありません。 石綿を混入していない、 初期の製品たちが問題なのであって、 化粧スレートが全て悪いわけではないのです。 ここで、金属屋根のカバー工法と 比べた場合のメリット・デメリットを紹介します。 【メリット】 ・屋根自体は、金属屋根に比べて安価である ・屋根が重くならない ・下地の傷みを直すことができる 【デメリット】 ・既存屋根材の解体費及び処分費がかかる ・施工後に汚れが気になる場合は、塗装が必要となる ・断熱性能の向上がない ・ここでよく工期が長いとありますが両方大差ありません K様邸でも、耐震性能を上げるために 屋根の軽量化を行ってましたので、 カバー工法で重くせずに、 葺き替え工事をお選びいただきました。 既存のコロニアルNEOを剥がします。 アスファルトルーフィングを下葺きします。 化粧スレート材を軒先側から取り付けます。 役物を取り付けて、 取り合い部にコーキングをして完成です。 仕上がりが白すぎないかと感じた方もいると思いますが、 こちらは、コロニアル遮熱グラッサという屋根材で、 色によって遮熱性能の期待値が変わります。 ![]() ![]() K様には期待値の一番高い クールホワイトをお選びいただきました。 ちなみに、コロニアルNEOの 2番目に紹介した現場は金属屋根でカバーしました。 工法の選別に絶対はありません。 信頼できる業者の説明をよく聞いて、 ご自身に最適な工法を選ばれるべきです。 これから初めて屋根の手入れを検討されている方は、 図面などでご自身の家の屋根材が何なのかをきちんと確認しましょう。 もし、屋根材がコロニアルNEO、パミール、レサス、シルバスなどと確認出来たら 塗装ではメンテナンスの難しい屋根材ですので、 屋根工事の専門性が高い会社に相談してください。 漠然と塗装で済むと思っていて、 後からショックを受けないように、 計画的に修繕計画を立てられることをおすすめします。 |

































