玄関から道路まで30メートルのアプローチを新設
- 投稿日:2018年 2月16日
- テーマ:現場通信
アプローチ工事の ご相談をいただきました。 現地に伺うと、 ......長い。かなり長い。 道路から家が見えません。 玄関から道路まで30メートルもありました。 詳しくお話しを伺うと、 車いすを使用する必要性が生まれ、 現在の土に飛び石では利用が困難なので "コンクリートのアプローチ"にしたいとのことでした。 しかし、最初に費用の問題が。 ネットなどで検索すると㎡あたりの単価が掲載されており、 お施主様はそこから予算を想像されていました。 ※㎡あたり単価......駐車場などの比較的正方形に近い形の施工をイメージした単価 ですが、今回のように奥行きのある施工範囲だと、 ネットなどの㎡あたりの単価では施工が難しく、 お施主様が想像をしていたよりも高い費用となりました。 では、実際の施工の様子です。 ◆水盛遣方(みずもりやりかた) レーザーを用いて、工事をする場所を正確に出します。 ◆土の掘削 アプローチの施工をする部位を掘り下げます。 ◆砕石・型枠設置 砕石を固めて、コンクリートが沈まないようにします。 また、アプローチの形状に合わせて型枠を設置。 ◆マス調整・メッシュ マスなどを仕上げ高さにかさ上げ。 重量に耐えるためにメッシュを入れます。 ◆コンクリート打ち コンクリートを流し、 雨の日などに滑りにくい刷毛引きで仕上げます。 ◆乱張り石 乱張り石で玄関まわりを装飾。 材料はエスビックの アースクオーツ乱形を使用しました。 以上で、工事の完了です! 車いすの使用を考え、 勾配を片流れにせず、 両側に流れるカマボコ型にしました。 工期は1週間程度。 ご不便をおお掛けしましたが、 使い勝手の良いアプローチが完成しました。 お客様の「こんな風にしたい」を叶えます。 アプローチなどの外構工事は、 ぜひ、リフォーム工房みすずにご相談ください! |