パナホーム（現パナソニックホームズ）でご自宅を建てると、新築から15年程度が経つ頃を目安に外装メンテナンスを勧められます。
外壁サイディングボードにはハイセラコートという特殊なコートが施されており、 外壁はメンテナンス不要でその他部位の工事を勧められる場合が多いようです。

私共がパナホーム物件の施工をしてきた経験からいうとメンテンス不要のサイディングボードは無いと断言できます。
外壁・屋根・シーリング・防水等は定期的なメンテナンスを必要とします。

パナホームの構造や仕様によって、施工箇所、施工方法、施工仕様も変わります。
ご自宅を長持ちさせることができる最適な業者選びをご紹介させていただきます。

ハウスメーカーに依頼するメリット・デメリット

メリット

パナホームが自社で設計から施工まで手掛けており、当然ながら構造や建材の特徴を把握したうえでの施工となるので高品質な工事と施工後のメンテナンスまであり、安心できる。

デメリット

多くのお客様の声として「費用が相場感より高い」ということです。
また延長保証が得られると考え施工しても、外装と構造躯体に直接的な関係性は低く、高い外装工事をしただけということになります。

あんしん住宅延長瑕疵保険について【建てたハウスメーカー以外でも瑕疵担保責任期間終了後も保証を継続できます】

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パナホーム住宅の施工で大事なポイント

煙突修理

透湿防水シート張り

劣化しやすいシーリングが露出しないように角は金属出隅で仕上げます。

サイディング張替え工事

傷んだサイディングを解体撤去します。

新しいサイディングに張替え
※既存と同じ柄のサイディングは一般品ではありません。

塗装で同じ色に仕上げて完成となります。
※バルコニー全体を張り替えると違和感は無くなります。

シーリング工事

目地シーリングは既存を撤去する打替え工法を推奨しております。

パナホーム住宅の目地シーリングは縦・横にあり、どちらも打替えを推奨しております。

シーリング材の耐久性も意識して変成シリコン以上を選びましょう。

外壁塗装

パナホームのサイディング材には特殊コートが施されています。
そのため密着性能の低い塗料を使うと剥がれる場合があります。
剥がれないようにするために密着性能の高い下塗り材の選定が必要です。

元々が無機系の特殊コートが施されていたサイディングですから、次回の塗り替えタイミングが15年程度以上の塗料が理想的です。

バルコニー修理

フカフカするバルコニーはシート防水を剥がすとこのように腐食しています。

下地の木材を交換する必要があります。

塩ビシートを張って端部をシーリングして完成となります。

屋根塗装

下塗りは既存劣化度により塗料の選定や塗り回数を変える必要があります。

上塗りは2回行うのが基本です。

耐候性を上げ、経年による外観変化を抑制するクリヤコートを推奨しています。

屋根カバー

劣化が強い場合は既存屋根の上からアスファルトルーフィング張り

断熱材一体型のガルバリウム鋼板屋根を重ね張りします。

パナホームの施工事例

築15年タイル外壁のパナホーム。屋根塗装と細部塗装をした千葉市緑区の施工事例

築30年経過のパナホームアパート。上側にアクセントカラーを入れる流行の配色にした施工事例

築33年のパナホーム　スレート屋根を金属屋根カバー工事で丈夫で耐久性に優れた屋根に

築21年のパナホーム　腐食していたバルコニーと換気塔を作り直した千葉市中央区の施工事例

他社と比べて安くできる理由

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