断熱ブロックを再利用して屋上防水工事 大成パルコン
2017.10.24 追記 2018.9.24 |
「既存の断熱ブロックを再利用しての防水工事」 |
外壁塗料:スーパームキコート 色:17-80D |
リフォームデータ【No.602】
施工内容 | 屋上防水工事、外壁塗装工事 |
施工価格 | 約320万円 |
ハウスメーカー | 大成パルコン |
築年数 | 築20年 |
みすずを知ったきっかけ | ホームページを見て |
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築20年目の大成パルコン。 初めてのメンテナンスをご検討中でした。 |
大成パルコンの大きな特徴が 陸屋根部に断熱ブロックが敷き詰められていることです。 |
ルーフバルコニーにも 断熱ブロックが施工されていました。 |
メンテナンス方法は、露出した部位にのみ 防水施工する案件もありますが、 今回は断熱ブロックを外して ウレタン防水を施工し、 ブロックを戻すプランを提案しました。 業者によってブロックを破棄するプランや ブロックの上に防水施工をする提案もあるそうですが、 当社では推奨しておりません。 防水工事と一緒に外壁塗装や シーリング工事をすることをおすすめしました。 |
お施主様が希望に近いカラーが近隣建物にあるとのことで、 そちらを参考に完成プランを作成しました。 |
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こちらのイメージを参考にしていくこととなりました。 |
【仮設足場設置工事】 安全性・作業性に優れた クサビ緊結式足場を設置しました。 |
最初に断熱ブロックを洗浄しました。 |
断熱ブロックを取り外して移動させます。 |
断熱ブロックの下には レベルを調整するためのモルタル団子があります。 このモルタルが簡単に解体できる現場とそうでない現場があります。 こちらの現場は後者の解体できない現場でした。 そのため、モルタ団子ごと防水加工することとしました。 |
2回目の洗浄です。 |
カチオン系樹脂モルタルによる素地調整。 |
防水仕様はウレタン密着。 団子があるので通常の数倍の工期を要しました。 |
立面などはメッシュ補強をして、 高品質な防水塗膜を目指しました。 |
入隅部はシーリングで防水性能を高めました。 |
トップコートの塗布風景。 断熱ブロックを移動しながらの施工は手間がかかります。 |
断熱ブロックを戻して、 防水工事の完成となりました。 |
壁面のシーリング。 たっぷりと材料を使いました。 |
外壁塗装も行いました。 人気のスーパームキコート仕様です。 |
ブロックも壊れず、上手に戻せました。 |
ルーフバルコニーもキレイになりました。 |
露出部の完成写真です。 |
外壁もイメージ通りと喜んでいただけました。 |