屋根の形にはどんな種類がある?〜方形屋根〜
- 投稿日:2016年 3月 7日
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漫画やアニメで見かける家の屋根は、二つに分かれた形のデザインが一般的です。
その四角い建物の上に、三角の屋根がついたものを倍増させたデザインが、方形屋根になります。
方形屋根の特徴としては、一つの頂点から四方へ同じ角度で傾斜した屋根のことを指して、寄棟の一種とされています。
ピラミッド型の屋根のデザインというと分かりやすく、屋根面が屋根頂上中央部に集まった屋根でスタイリッシュな雰囲気があります。
屋根の下にある部屋はほぼ正方形となるため、バランスの取れた家の形となります。
上から見るデザインもきれいに四方に分かれているため、丈夫な印象が持たれます。
しかし、大棟と下り棟の取り合い部分のかき合いで合わさっているところに、雨漏りが発生しやすいデザインとなっています。
棟板金の加工に手間がかかることもあり、メンテナンス費用が少し高めとなってしまいます。
水はけが良い形となるため、雨が多い地域で利用されたり、家への負担がかからないスタイルとして利用が増えていたり、見かけることが多い屋根の形となります。
特徴を理解して、屋根の形も考えていきましょう。