外壁塗装には、テスト施工という方法もあります
- 投稿日:2020年 1月30日
- テーマ:現場通信
株式会社みすず代表の綿谷です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
多彩模様サイディングの塗り替えを検討する際に透明な仕上がりのクリヤー塗装を検討する方が増えています。
しかし、クリヤー塗装はサイディングが傷みすぎると選べません。
サイディング表面がチョーキング(白華)したらダメというのがメーカーさんの意見。
今回のT様邸は、サイディングボード全体が白っぽくなっており、
着色かクリヤーかでお客様が悩まれておりました。
そこで、お客様と相談のうえ、テスト塗装をして数か月間の暴露実験を経てから判断することとしました。
ポーチ柱の一部でテストすることとしました。
クリヤーをテスト塗装した様子です。
素材の色が元に戻っているのが分かります。
しかし、素材と塗料の相性や経年による不具合などを確かめるために、
この後数か月の期間をおいて様子を見ることにしました。
その結果、何の問題も起きなかったので、
お客様とも相談のうえ外壁全体をクリヤーで塗装することになりました。
サッシの下側も白くなっていました。
仕上がりでは、白かった部分が分からないほど自然な仕上がりです。
まるで張り替えたような仕上がりとなりました。
状態のよいサイディングの場合、テスト施工は不要ですが、
判断に迷う場合は、私共からテスト施工を提案させていただく場合があります。
ここで注意ですが、こちらのT様邸ぐらい色が戻るのは、結構稀なことです。
通常はやはり、チョーキングしていたら着色塗装がベターです。
最後にT様からお手紙をいただきました。
T様お世話になりました。
メンテナンスで見守っていきます。
ありがとうございました。