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屋根の形にはどんな種類がある?〜方形屋根〜


漫画やアニメで見かける家の屋根は、二つに分かれた形のデザインが一般的です。

その四角い建物の上に、三角の屋根がついたものを倍増させたデザインが、方形屋根になります。
20160307column.jpg
方形屋根の特徴としては、一つの頂点から四方へ同じ角度で傾斜した屋根のことを指して、寄棟の一種とされています。

ピラミッド型の屋根のデザインというと分かりやすく、屋根面が屋根頂上中央部に集まった屋根でスタイリッシュな雰囲気があります。

屋根の下にある部屋はほぼ正方形となるため、バランスの取れた家の形となります。

上から見るデザインもきれいに四方に分かれているため、丈夫な印象が持たれます。

しかし、大棟と下り棟の取り合い部分のかき合いで合わさっているところに、雨漏りが発生しやすいデザインとなっています。

棟板金の加工に手間がかかることもあり、メンテナンス費用が少し高めとなってしまいます。

水はけが良い形となるため、雨が多い地域で利用されたり、家への負担がかからないスタイルとして利用が増えていたり、見かけることが多い屋根の形となります。

特徴を理解して、屋根の形も考えていきましょう。

屋根の形にはどんな種類がある?〜寄棟屋根〜


イラストで描く屋根の形はわかりやすいように、決まった傾向にありますが、切妻屋根の他にも屋根にはさまざまな種類があります。20160305column.jpg

寄棟屋根の特徴としては、屋根の最上部から4方向の屋根面が分かれている屋根のことを言います。

寄棟屋根という名前の通り、屋根面を寄せて棟が切妻屋根よりも短くなっているところが特徴となっています。

切妻屋根が主流でしたが、近年は増えてきているタイプの屋根のデザインとなっています。

切妻屋根との違いは、大棟の構造だけではなく4面を合わせている性質上の下り棟といわれる大棟の最上部から、下がっていく棟が4つ存在するところが大きな違いとなります。

大棟と下り棟の取り合い部分のことをかき合いと言いますが、この部分はY字型となっていて合わせてあるところが特徴となります。

デザイン面にもきれいに収まるものとなっていますが、合わせていることでその部分から雨漏りが発生しやすくなっているところはあります。

棟板金の加工に手間がかかるところはあり、メンテナンス面で少し費用は高くなりますが、水の流れが均等になることで家への負担は少ないです。

気になった特徴の屋根を選びましょう。

屋根の形にはどんな種類がある?〜はかま腰屋根〜


はかま腰屋根は切妻屋根の妻側に屋根上部から途中まで寄棟屋根のように屋根を架けた形状をしています。

別名「隅切り」・「半切妻」・「ドイツ屋根」と呼ばれ、「はかま腰」という名称は袴をはいた時の姿に似ていることが由来と言われています。

この屋根の特徴としては、建築基準法で高さ斜線制限がある場合に、先端屋根の高さを低く抑え制限内に収まるようにするために、用いられることが多いことがあげられます。20160303column.jpg

もちろんデザイン的に使用されることもありますが、道路斜線や日影規制など法的な制約から使われる事がほとんどです。

はかま腰屋根にすることによって、住宅や室内の間取り変更をする必要がなくなり、要望に近い室内空間が実現できるのため立地条件によっては、最適な屋根になります。

屋根には様々な形があり一概にどの形が最も優れているか断定することはできませんが、屋根の最大の役割は雨水を効率よく建物の外に流すことです。

その点においてはかま腰屋根の場合、一般的なデザインである切妻屋根に比べて棟が少し複雑になるので、雨漏りが発生しやすくなるというデメリットがあります。

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